今までのアプリケーション開発の経験
- 仕事でMicrosoft Power Appsというローコード開発ツールを用いて、カメラで名刺を撮影して名刺の内容をSharePoint Onlineに送信するアプリケーションの開発を行なった経験があります。
モバイルアプリを作りたかった理由
- Flutterに関して学んだ内容を元にモバイルアプリを作れるか試したかったため
- モバイルアプリ開発から本番環境へのリリースの一連のフローを経験したかったため
- ポートフォリオとして活用したかったため
何を作ったか
- メモ帳アプリを開発しました。
どうやって学んだか
- CLASS101という様々な学習コンテンツを学べるサービスのFlutterコースを参考に学習を行いました。初めてのモバイルアプリ開発だったため、何か参考にできるようなコースで学習し、モバイルアプリの開発を行なった方が良いと判断しました。
なぜFlutterを選んだか
- Flutterはクロスプラットフォーム開発技術であり、iOSとAndroidアプリを同時に開発できるため
- 企業のモバイルアプリ開発の技術選定の際にFlutterが選択されるケースが増えており、中長期的にFlutterエンジニアの仕事が増えると思ったため
- Flutter公式ドキュメントの内容が充実しており、情報収集しやすいため
モバイルアプリをリリースしてみた感想
- モバイルアプリを開発してリリースするまでは、仕事と並行して行なっていたため、約2カ月くらいかかりました。仕事との両立はとても大変でした。
- 自分のiPhoneに自分が開発したモバイルアプリが存在することがとても嬉しく、そのアプリのアイコンを見る度に自分自身が誇らしい気持ちになります。
- Flutterを用いてモバイルアプリを開発するためには、Flutterの知識だけではなく、Dartの基礎知識も必要でした。Flutterの開発を始めるまでは、基本情報技術者試験のため勉強していたJavaとPythonが主でしたが、それらと比較してもDartは読み書きしやすいプログラミング言語だと感じました。
- モバイルアプリをリリースするためには、GoogleとAppleの開発者用アカウントが必要でしたが、開発者用アカウントの作成が無料ではないことに驚きました。Googleの開発者アカウントの料金は年間で約3,500円、Appleの開発者アカウントの料金は年間で約13,000円です。これらの料金でプラットフォームの維持や審査に関わる人件費が賄われていると思われますが、無料のアプリが多く公開されていることを鑑みると、個人的に料金が高いと感じました。
- 今回は1回目の審査でリリースすることができましたが、アプリの開発を完了したとしても、Google PlayとApp Storeの審査に通る必要があり、不備があった場合はリリースができないことを知りました。そのため、Webアプリケーションのリリースと比較すると、モバイルアプリはリリース前に審査を見越した作り込みが大事だと思いました。
今後作成してみたいアプリ
- FlutterのYouTubeでは毎週パッケージを紹介する動画がアップロードされていますが、それらの動画を見るとより良いアプリの開発ができそうと感じたので、今後は任意のパッケージを用いてアプリを開発したいと思います。
参考情報
Sticky Notes - Simple Version
iOS版:https://apps.apple.com/gb/app/sticky-notes-simple-version/id6449781037
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=eunsol.note.sticky.stickynotes
【ポートフォリオ】Flutter でメモ帳アプリをリリース! - Zenn
https://zenn.dev/eunsol_seo/scraps/a3a925ca5f16ec
CLASS101 Flutterコース
https://class101.page.link/q9Jz
Flutter - YouTube
https://www.youtube.com/@flutterdev
Microsoft Power Apps
https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/